夏の風吹く頃

最終更新: 3月6日


入社してはや4年近く、新時代の突入から2か月が経とうとしています。

こうして時間が過ぎてゆく節目の時期、物を作る側として、よく恩師の言葉を思い出します。

彼がよく言っていた事として、まずアートとは、

己のみが持っている目に見えない感覚、事象を視覚化し、自己の外にある他者にわかりやすく伝える。その力は、「自分が目立ち・得をしたい」という自我の主張のためでなく、他者のためにその力を使い、人間という「生き物」に生まれた地球上での役割を全うするために使いなさい。

それは結果として、社会に貢献、人間がより精神的に進化するツールの一つになるから、

と大学の恩師はよく言っていました。哲学系美術の学校だったため、人間は自然物の一員であることを忘れるな、という意味で生き物という言葉がよく出てきました。

当時は地域ぐるみで開催される、基金活動などでその意味を理解していた「つもり」でした。

作品に対して率直な反応などが返ってくると、思い切って絵具ぶちまけてよかったな、と素直に嬉しかったのを覚えています。

ですが、今ではその言葉が、品物を作る上で実感を伴い、日々の原動力となっています。

やはり、「喜んでいただく」ということは何にも代えがたいものがあり、より良いご提案をしてゆかなければ、と思う日々です。

これからも、お客様の新しい発見があるように願いながら、作品制作に取り組んでゆきます。


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​輪島漆器商工業協同組合員

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