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布着本堅地

全工程を細分化すると約124工程ほどと言われる輪島塗は、その優美さや堅牢さから、多くの方に愛されてきました。たった一つのお椀が百以上の工程を経るなど、尋常ではない道程ではあります。

ですが、それは工業の近代化前に手技の最高品として、上物とされる極薄の木地を腐敗から守ったり、縁に布を貼ったりなど、長期使用実現のための工夫でありました。

木地を薄くすることは、天然木の生来のクセや変形を減らすため、木地にできるだけ漆を浸透させて固めてしまう、という目的がありました。

塗り物は、ひっかき傷があっても、研いで塗ると復活させることができます。

​ある程度の厚みがある塗りは、衝撃・傷・目減りに対抗するクッションのようなものです。

値段が張るのも事実ですが、長く使える品物を買って20~30年以上使えば、逆にローコストですし、買い替えの面倒がありません。修理も利きます。何より長年使ってきた跡が自分だけのオリジナルになる、というところが良いところです。

塗りなおせば、人から人へと受け継ぐこともできます。

 

工程は複雑ですが、アフターケアはすべてがシンプルです。

これが布着せ本堅地たる所以だと私どもは考えております。

​輪島漆器商工業協同組合員

ショールーム​ 〒928-0001 石川県輪島市河井町2-161-2 9:00‐16:30 T. 0768-22-5051 F. 0768-22-5066 Ⓟ2台
二勢工場   〒928-0031 石川県輪島市二勢町118-6  8:30‐17:30 (代) 0768-22-5151 F. 0768-22-5154 Ⓟ5台